早いものでポケモンXYが発売されて1カ月が経とうとしています。
管理人もプレイ時間が気づいたら200時間を超えシングル・ローテは各40戦ずつやって今はスペシャルバトル(カロスシングル)をやっているところです。
今回はカロス地方の最終進化系ポケモンに関しての種族値とタイプの確認とランダムレートにおける使用感とか今後についてを考えてみたいと思います。

※あくまで私個人の感想です。

ブリガロン
草・格闘 88-107-122-74-75-64 しんりょく・ぼうだん(夢)

第六世代草御三家現状では全ルール通じてほぼ使われていません。
草格闘はキノガッサと現状未解禁ですがビリジオンがいるので正直厳しいかなと思います。あえて使うとすればローテの格闘枠でナットレイ対策くらいかと思います。
夢特性としてもっている新特性のぼうだんはヘドロ爆弾等~爆弾~だんみたいな技が無効になるという面白い特性でジャイロボール・はどうだん・エナジーボール・ヘドロばくだん・タネばくだん等が無効になるようですがこれらをメインに据えるポケモンというのが少ないのでやっぱり厳しいかなと・・・

マフォクシー
炎・エスパー  75-69-72-114-100-104 もうか・マジシャン(夢)

第六世代炎御三家で割と色々なところで見かけますが数は多くないです。
夢特性のマジシャンは持ち物を持っていない時技を当てた相手の持ち物を奪えるという強力なものです。
ただし現状もっともこの特性を有効に使えそうなジュエルが未解禁なので持ち物に悩みます。
あと御三家の宿命か種族値が比較的バランスよくなっているせいでCが低く火力不足も割と深刻です。

ゲッコウガ
水・悪 72-95-67-103-71-122 げきりゅう・へんげんじざい(夢)

第六世代水御三家で色々なところで見かけます。数もそこそこいます。
夢特性の変幻自在は技出す直前に自分のタイプを技のタイプに変えるというもので全ての技を一致で撃つことはできます。
しかしながら火力は低く低耐久なのでシングル系では使いづらさを感じるポケモンです。
たたみがえしという面白そうな専用技があるので最終的にはトリプルでたまに見かけるポケモンになるような気がします。

ホルード
ノーマル・地面 85-56-77-50-77-78 ものひろい・ほおぶくろ・ちからもち(夢)

今作の序盤げっ歯類ですが従来の序盤げっ歯類(ラッタ等)とは一線を画した強さを持っています。
ちからもち(今作では技の威力を2倍にする効果に変更)による高い火力とそこそこの耐久+決して遅くはない素早さを持っています。
どのルールでも割と使えるポケモンだと思いますがカロスシングルでは支配的な強さを持っています。
単体性能が最も高くなるのはスカーフだと思いますがカロスシングル環境ではタスキの方が強い感じです。

ファイアロー
炎・飛行 78-81-71-74-69-126 ほのおのからだ・はやてのつばさ(夢)

今作の序盤鳥ですが序盤鳥としては破格の強さを持っていて全ルールを荒らしまわっています。
強さの理由としては夢特性のはやてのつばさが挙げられます。
この特性は飛行技を優先度+1で出せるという非常に強力なものです。ブレイブバードでも羽休めでも飛行タイプの技ならなんでも優先度+1で出せます。
型はAS拘り・HA鬼火羽休め・AS剣の舞といった感じですがまだまだ開拓の余地はありそうです。
最終的にはローテでAS鉢巻で削り役を担うことになるかと思いますが、端まで届く一致飛行技と強化されたファストガードを持つことからトリプルでも強そうです。 

ビビヨン
虫・飛行 80-52-50-90-50-89 りんぷん・ふくがん・フレンドガード(夢)

今作の序盤虫
夢がフレンドガードですけど岩4倍なのでトリプルでもちょっと厳しいかと思います。
このポケモン収集要素があるので日本でも北海道・青森・長崎・沖縄に住んでいる方はレアになります。交換の時とかにあげると喜ばれるかもしれないので北海道沖縄の方は何匹か確保しておくといいかもしれません。

ビビヨンについて

カエンジシ
ノーマル・炎 86-68-72-109-66-106 とうそうしん・きんちょうかん ・じしんかじょう(夢)

ノーマル・炎という面白いタイプのポケモンでギルガルドに強いはずなんですがカロスシングルでも見ません。
多分Cが低いこと、特性のミスマッチ感(Cが高いのに自信過剰)、技のバリエーションの少なさ等が原因と思われます。

フラージェス
フェアリー 78-65-69-112-154-75 フラワーベール・きょうせい(夢)

Dが異様に高いフェアリーポケモン、どう見ても草・フェアリーですけどフェアリー単タイプです。
特性は通常夢共に夢特性でフラワーベールは味方の草ポケモンは能力が下がらない、きょうせいはダブルトリプルバトルで持ち物を消費した味方に自分の持ち物を渡すという効果です。
こいつの問題は技のバリエーションにあって草・フェアリーの技とサイコキネシスくらいしか覚えません。
火力も高くないのでシングルローテ辺りでは難しいかなと思います。特性も明らかにダブル以上を意識したものですしね。
ただサポート技も余りいいものを覚えないのでダブルトリプルでも正直どうなるのか・・・まぁフェアリーというだけで強いですしDが高かったりするので何かしらの使い道はあると思っています。

ゴーゴート
草 123-100-62-97-81-68 そうしょく・くさのけがわ(夢)

特性草食のアタッカー、BWにおけるバッフロンを耐久よりにした感じでしょうか?
くさのけがわはグラスフィールドの時防御が上がるという特性です。
もしかするとダブルとかではデスラッキーみたいな感じでグラスフィールドゴーゴート軸とかできるかもしれませんが多分無理でしょう。

ゴロンダ
悪・格闘 95-124-78-69-71-58 てつのこぶし・かたやぶり・きもったま(夢)

攻撃的な悪格闘ですがSも耐久も中途半端でAも特別高いわけではなくフェアリー4倍
なんというか前作にいたら強かっただろうなというポケモン
相手のACを一段階下げつつ交代できる専用技「すてゼリフ」をうまく使いたいのでシングルでスカーフ持ちとかですかね

トリミアン
ノーマル 75-80-60-65-90-82 ファーコート

物理技を半減するという専用特性ファーコートを持つポケモン
コットンガードねむカゴの耐久型をカロスシングルだとたまにみます。
物理は非常に硬く特殊もそこまで軟らかいわけではないため先制コットンガードされると手も足もでないので見かけたら選出に注意したいポケモンです。 

ニャオニクス
エスパー 74-48-76-83-81-104 するどいめ・すりぬけ・いたずらごころ(♂夢)・かちき(♀夢)

♂と♀で姿が大幅に違い特性も異なります。
通常特性も両方とも変更されておりするいどいめは相手の回避率を無視するようになりすりぬけは相手の壁に加えみがわりも無視するようになりました。
かちきは新特性で相手に能力を下げられると特攻が上がるという効果で特殊版の負けん気ですね。
ただしレートで見かける個体はほとんどがいたずらごころです。 
猫だまし・両壁・電磁波等を覚えるのでダブルトリプルで見かけるポケモンになりそうです。

ギルガルド 鋼・ゴースト
シールドフォルム 60-50-150-50-150-60 バトルスイッチ
ブレードフォルム 60-150-50-150-50-60 バトルスイッチ 

ヒトツキの最終進化系ポケモンです。
最初はシールドフォルムで専用特性バトルスイッチで攻撃する前にブレードフォルムに変化します。
ブレードフォルムからシールドフォルムに戻るためには専用技キングシールド(攻撃技のみ守ることができる守る、相手の接触技を守った場合相手のAを2段階下げる)を使うか交代する必要があります。
技のバリエーションは物理ならアイアンヘッド・かげうち・聖なる剣、特殊ならラスターカノン・シャドーボール・めざパといったところで最初期は物理型が多かったんですが今は特殊型が多い印象です。
こいつの影響もあって現在のシングルレートでは鬼火が蔓延しているようです。
カロスシングルでも多く見かけますがホルードに弱いという弱点があるので特別強いというわけではありません。
全てのルールにいえることですが剣の舞を積まれたり新アイテムの弱点保険(効果抜群の技をくらったときAC2段階UP)を使われた場合全抜きされることもあるので注意したいです。
今回ゴーストは鋼に等倍で通るようになったことでかなり一貫性のある攻撃タイプとなったのでPTを組む際には意識したいですね。
特に第五世代を経験している場合フェアリーゴーストあたりの一貫性に余り意識がいかずそれらの攻撃でパーティーが壊滅してしまうことがあります。

その2へ続く
カロス地方最終進化ポケモン雑感2