⇒はじめてのポケモン対戦講座実践編その1~ランダムレート概要とPT構築の考え方
今回は具体的なパーティーの作り方を考えていきます。
シングルレートで使うパーティーという前提でいきます。
1.気をつけたいこと
弱点が被り過ぎないようにしましょう。
飛行(浮遊)・鋼・電気無効(地面or特性で無効にできる奴)辺りはなるべく組み込みたいです。
今作から追加されたメガシンカですが1回の戦闘中には1回しかメガシンカできないという制約があるのでメガストーンを持たせるポケモンはどれか1匹にした方がいいです。
特にガルーラやクチート(というか大部分のメガシンカポケモン)はメガシンカしないと弱いのでこれらを同時にPTに組み込むのは止めた方がいいです。
バンギラス・ハッサム・フシギバナといった辺りはメガシンカしなくても戦えるポケモンなので重複してメガストーンを持たせても構わないですけど、基本的には何か持っていた方が強いのでオススメしません。
2.軸となるポケモンを決める
まずは軸となるポケモンを決めます。
ここが強ければ強いほどパーティーは決めやすくなります。
今回はメガ進化が追加されたんでメガシンカポケモンを使ってみたいということでメガガルーラを入れることにします。
技や持ち物や型はとりあえず保留
3.2で入れたポケモンと相性のいいポケモンを入れる
メガガルーラの弱点は格闘なので格闘なので、まず格闘に強いポケモンがいいですね。
格闘というとローブシン・メガルカリオ・テラキオン・コバルオン・バシャーモ・ヘラクロス・キノガッサといった辺りでしょうか。
この辺に強いのはエスパー・飛行・ゴーストのポケモンなので
飛行のファイアロー・ゴーストのギルガルドを入れます。
この枠は今回は2匹入れたけど別に1匹でも3匹でも問題ないです。
4.3までに決まった3匹と相性のいいポケモンを入れる
ガルーラ・ギルガルド・ファイアローという3匹に等倍以上で通ってしまう技を考えます。
水・電気・悪が該当します。
今作では鋼タイプでゴーストと悪を半減できなくなり、この2つはかなり一貫しやすくなっているのでPTを組む際には注意が必要です。
水・電気・悪が半減できるポケモンを考えると草・地面・フェアリー・格闘辺りのポケモンを入れたいですね。
まずは水・電気に強い草タイプのフシギバナを入れます。
今作では草タイプがキノコの胞子や眠り粉等の粉系の技を無効化できるようになったので、草タイプをPTに組み込むと手軽に催眠対策ができるようになりました。
同様に電気タイプが麻痺にならなくなったので電気タイプを入れることで電磁波対策ができるようになりました。
次に悪に強いフェアリーのトゲキッスを入れます。
ここまでの5匹の弱点・無効を確認してみましょう
おおむねバランスよく仕上がったと思いますが電気弱点2に対し電気半減以下が1、岩弱点2に対し岩半減以下が1といった辺りが気になります。
これをなんとかできるポケモンがいないか考えてみましょう。
電気を半減以下・岩を半減以下にできるタイプというと地面タイプのポケモンですね。
地面タイプといえばガブリアス・ドリュウズ・(霊獣)ランドロス・グライオン・マンムーといった辺りが無難なポケモンです。
今回はその中からガブリアスを入れてみることにしましょう。
5.技・持ち物・型を決める
ポケモンの型なんですが慣れないうちはそのポケモンが単体で一番強くなるような型にするといいです。
ある程度慣れてきたらポケモン同士の相性も考えていきましょう。
例:メガガルーラがグロウパンチを積みやすくするためにパーティーにリフレクター・光の壁持ちを組み込む
持ち物もポケモン毎に相性の良しあしがあるので各種育成論等を参考にそのポケモンにあったものを持たせましょう。
きあいのタスキ・こだわり○○・いのちのたま辺りは強いので積極的にパーティーに組み込んでいきたいです。
技に関しては技のタイプをバラけさせる・命中率の高い技を入れる・補助技を入れすぎないという3点がポイントです。
その辺を考えつつサンプルパーティーを作ってみました。
個別解説
ガルーラ@ガルーラナイト
性格:いじっぱり 特性:きもったま→おやこあい
努力値:A252S252H6
技:恩返し/グロウパンチ/地震/ふいうち
ファイアロー@こだわりハチマキ
性格:いじっぱり 特性:はやてのつばさ
努力値:A252S252B6
技:ブレイブバード/フレアドライブ/ツバメ返し/とんぼ返り
ギルガルド@ラムのみ
性格:れいせい 特性:バトルスイッチ
努力値:H252C252A6
技:シャドーボール/ラスターカノン/かげうち/キングシールド
フシギバナ@くろいヘドロ
性格:ひかえめ 特性:ようりょくそ
努力値:H252C252S6
技:ギガドレイン/ヘドロ爆弾/眠り粉/光合成
トゲキッス@オボンのみ
性格:おくびょう 特性:てんのめぐみ
努力値:C252S252H6
技:エアスラッシュ/マジカルシャイン/火炎放射/電磁波
ガブリアス@ゴツゴツメット
性格:ようき 特性:さめはだ
努力値:A252S252D6
技:げきりん/地震/アイアンヘッド/みがわり
6.レートに潜る
パーティーができたらどんどんレートに潜って対戦を重ねていきましょう。
対戦をするとパーティーの改善するべき点も見えてくるはずです。
例えば上のパーティーだとガブリアスを入れたことで氷弱点が3匹になり、唯一氷を半減できるギルガルドも地面が弱点のためマンムーなんかがきついと思います。
それに対する対策としては、フシギバナを抜いて水ロトムにすることが挙げられます。
他にはギルガルドの持ち物を風船にすることでマンムーに対面からなら勝てるようにするとかですね。
あとはハチマキファイアローが使いづらいならHBゴツメ物理受け型や命の珠型のファイアローを試してみるのもいいでしょう。
ガブリアスやガルーラの技構成も検討の余地があります。
勿論何かを対策すると別のところに弱くなってしまうというのがあります。
例えばフシギバナを水ロトムにするとマンムーには強くなる代わりキノガッサには弱くなります。
ギルガルドの持ち物を風船にするとギルガルドが状態異常に弱くなってしまいます。
ギルガルドはSが遅いこととキングシールドで状態異常を防げないことからよく状態異常技(鬼火等)を撃たれるポケモンです。
まぁ結局その辺の対策は流行との兼ね合いもあるんで一概にはいえませんが対策を考えてうまくいった時はポケモン対戦でも一番楽しい瞬間なんで色々やってみましょう。
7.最後に
今回ではじめてのポケモン対戦講座は終了になります。
ここまでご覧になっていただきありがとうございました。
当ブログでもこれからレート1700を目指す上で知っておきたい知識やポケモンの型紹介等を順次行っていく予定です。
今回は具体的なパーティーの作り方を考えていきます。
シングルレートで使うパーティーという前提でいきます。
1.気をつけたいこと
弱点が被り過ぎないようにしましょう。
飛行(浮遊)・鋼・電気無効(地面or特性で無効にできる奴)辺りはなるべく組み込みたいです。
今作から追加されたメガシンカですが1回の戦闘中には1回しかメガシンカできないという制約があるのでメガストーンを持たせるポケモンはどれか1匹にした方がいいです。
特にガルーラやクチート(というか大部分のメガシンカポケモン)はメガシンカしないと弱いのでこれらを同時にPTに組み込むのは止めた方がいいです。
バンギラス・ハッサム・フシギバナといった辺りはメガシンカしなくても戦えるポケモンなので重複してメガストーンを持たせても構わないですけど、基本的には何か持っていた方が強いのでオススメしません。
2.軸となるポケモンを決める
まずは軸となるポケモンを決めます。
ここが強ければ強いほどパーティーは決めやすくなります。
今回はメガ進化が追加されたんでメガシンカポケモンを使ってみたいということでメガガルーラを入れることにします。
技や持ち物や型はとりあえず保留
3.2で入れたポケモンと相性のいいポケモンを入れる
メガガルーラの弱点は格闘なので格闘なので、まず格闘に強いポケモンがいいですね。
格闘というとローブシン・メガルカリオ・テラキオン・コバルオン・バシャーモ・ヘラクロス・キノガッサといった辺りでしょうか。
この辺に強いのはエスパー・飛行・ゴーストのポケモンなので
飛行のファイアロー・ゴーストのギルガルドを入れます。
この枠は今回は2匹入れたけど別に1匹でも3匹でも問題ないです。
4.3までに決まった3匹と相性のいいポケモンを入れる
ガルーラ・ギルガルド・ファイアローという3匹に等倍以上で通ってしまう技を考えます。
水・電気・悪が該当します。
今作では鋼タイプでゴーストと悪を半減できなくなり、この2つはかなり一貫しやすくなっているのでPTを組む際には注意が必要です。
水・電気・悪が半減できるポケモンを考えると草・地面・フェアリー・格闘辺りのポケモンを入れたいですね。
まずは水・電気に強い草タイプのフシギバナを入れます。
今作では草タイプがキノコの胞子や眠り粉等の粉系の技を無効化できるようになったので、草タイプをPTに組み込むと手軽に催眠対策ができるようになりました。
同様に電気タイプが麻痺にならなくなったので電気タイプを入れることで電磁波対策ができるようになりました。
次に悪に強いフェアリーのトゲキッスを入れます。
ここまでの5匹の弱点・無効を確認してみましょう
弱点 | 半減 | 無効 | |
(メガ)ガルーラ | 格闘 | ゴースト | |
ファイアロー | 電気・水・岩 | 格闘・炎・鋼・フェアリー・草・虫 | 地面 |
ギルガルド | 炎・地面・ゴースト・悪 | 草・氷・エスパー・岩・飛行・ ドラゴン・鋼・フェアリー・虫 |
ノーマル・格闘・毒 |
フシギバナ | 炎・氷・飛行・エスパー | 水・電気・格闘・フェアリー・草 | |
トゲキッス | 電気・氷・岩・毒・鋼 | 草・悪・虫・格闘 | 地面・ドラゴン |
おおむねバランスよく仕上がったと思いますが電気弱点2に対し電気半減以下が1、岩弱点2に対し岩半減以下が1といった辺りが気になります。
これをなんとかできるポケモンがいないか考えてみましょう。
電気を半減以下・岩を半減以下にできるタイプというと地面タイプのポケモンですね。
地面タイプといえばガブリアス・ドリュウズ・(霊獣)ランドロス・グライオン・マンムーといった辺りが無難なポケモンです。
今回はその中からガブリアスを入れてみることにしましょう。
5.技・持ち物・型を決める
ポケモンの型なんですが慣れないうちはそのポケモンが単体で一番強くなるような型にするといいです。
ある程度慣れてきたらポケモン同士の相性も考えていきましょう。
例:メガガルーラがグロウパンチを積みやすくするためにパーティーにリフレクター・光の壁持ちを組み込む
持ち物もポケモン毎に相性の良しあしがあるので各種育成論等を参考にそのポケモンにあったものを持たせましょう。
きあいのタスキ・こだわり○○・いのちのたま辺りは強いので積極的にパーティーに組み込んでいきたいです。
技に関しては技のタイプをバラけさせる・命中率の高い技を入れる・補助技を入れすぎないという3点がポイントです。
その辺を考えつつサンプルパーティーを作ってみました。
ポケモン | もちもの | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 |
ガルーラ | ガルーラナイト | おんがえし | グロウパンチ | 地震 | ふいうち |
ファイアロー | 拘りハチマキ | ブレイブバード | フレアドライブ | ツバメ返し | とんぼ返り |
ギルガルド | ラムのみ | シャドーボール | ラスターカノン | かげうち | キングシールド |
フシギバナ | くろいヘドロ | ギガドレイン | ヘドロ爆弾 | 眠り粉 | 光合成 |
トゲキッス | オボンのみ | エアスラッシュ | マジカルシャイン | 火炎放射 | 電磁波 |
ガブリアス | ゴツゴツメット | げきりん | 地震 | アイアンヘッド | みがわり |
個別解説
ガルーラ@ガルーラナイト
性格:いじっぱり 特性:きもったま→おやこあい
努力値:A252S252H6
技:恩返し/グロウパンチ/地震/ふいうち
ファイアロー@こだわりハチマキ
性格:いじっぱり 特性:はやてのつばさ
努力値:A252S252B6
技:ブレイブバード/フレアドライブ/ツバメ返し/とんぼ返り
ギルガルド@ラムのみ
性格:れいせい 特性:バトルスイッチ
努力値:H252C252A6
技:シャドーボール/ラスターカノン/かげうち/キングシールド
フシギバナ@くろいヘドロ
性格:ひかえめ 特性:ようりょくそ
努力値:H252C252S6
技:ギガドレイン/ヘドロ爆弾/眠り粉/光合成
トゲキッス@オボンのみ
性格:おくびょう 特性:てんのめぐみ
努力値:C252S252H6
技:エアスラッシュ/マジカルシャイン/火炎放射/電磁波
ガブリアス@ゴツゴツメット
性格:ようき 特性:さめはだ
努力値:A252S252D6
技:げきりん/地震/アイアンヘッド/みがわり
6.レートに潜る
パーティーができたらどんどんレートに潜って対戦を重ねていきましょう。
対戦をするとパーティーの改善するべき点も見えてくるはずです。
例えば上のパーティーだとガブリアスを入れたことで氷弱点が3匹になり、唯一氷を半減できるギルガルドも地面が弱点のためマンムーなんかがきついと思います。
それに対する対策としては、フシギバナを抜いて水ロトムにすることが挙げられます。
他にはギルガルドの持ち物を風船にすることでマンムーに対面からなら勝てるようにするとかですね。
あとはハチマキファイアローが使いづらいならHBゴツメ物理受け型や命の珠型のファイアローを試してみるのもいいでしょう。
ガブリアスやガルーラの技構成も検討の余地があります。
勿論何かを対策すると別のところに弱くなってしまうというのがあります。
例えばフシギバナを水ロトムにするとマンムーには強くなる代わりキノガッサには弱くなります。
ギルガルドの持ち物を風船にするとギルガルドが状態異常に弱くなってしまいます。
ギルガルドはSが遅いこととキングシールドで状態異常を防げないことからよく状態異常技(鬼火等)を撃たれるポケモンです。
まぁ結局その辺の対策は流行との兼ね合いもあるんで一概にはいえませんが対策を考えてうまくいった時はポケモン対戦でも一番楽しい瞬間なんで色々やってみましょう。
7.最後に
今回ではじめてのポケモン対戦講座は終了になります。
ここまでご覧になっていただきありがとうございました。
当ブログでもこれからレート1700を目指す上で知っておきたい知識やポケモンの型紹介等を順次行っていく予定です。