孵化や遺伝についての細かいところを確認していきます。

XYにおけるタマゴ関連新要素

♀のボールが遺伝するようになった(ただしマスターボール、プレシャスボールは除く)
夢特性♂×メタモン、夢特性無性別(コイル等)×メタモンでも夢特性が生まれるようになった(通常♂×夢メタモンでは生まれない)
赤い糸をどちらかのポケモンに持たせると最大5か所まで個体値が遺伝するようになった
♀からもタマゴ技が遺伝するようになった(遺伝親は♀でもよくなった)
遺伝技をハートのウロコで思いだせるようになった

タマゴの基本

・コボクタウン西にある育て屋に特定の条件を満たした2体のポケモンを預けると卵が見つかる。
・XYでは3つカロス図鑑のポケモンのうちファイヤー・サンダー・フリーザー・ミュウツーを除いたポケモンを全て見つけた後ミアレシティポケモン研究所3Fのプラターヌ博士から「まるいおまもり」というものが貰え、それを持っているとタマゴの発見率が上昇(早期入手推奨)

タマゴが見つかる条件

・2匹のポケモンを預けている
♂と♀ もしくは メタモンとメタモン以外のタマゴ未発見グループを除くポケモンの2体を預けている。
・メタモン以外で預ける場合同じタマゴグループに所属するポケモン同士でないと卵が産まれない。

※タマゴ未発見グループのポケモンとは?
ソーナノ、トゲピー、ゴンベ、ピチュー等のベィビィポケモン及び伝説のポケモン 

対戦Wikiタマゴグループのページ

生まれるポケモン

・♀orメタモンではない方の種族が生まれる。
・例外としてニドラン♀からはニドラン♀orニドラン♂ が バルビートからはバルビートorイルミーゼが生まれまる。
・マネネ、ソーナノ、ゴンベ等は親に○○のおこうを持たせていない場合その進化後の種族が生まれる。
例:まんぷくおこうを持たせたカビゴンとメタモンでは「ゴンベ」が何も持たせていないカビゴンとメタモンでは「カビゴン」が生まれる。

対応するおこう持たせた場合持たせない場合
あやしいおこうマネネバリヤード
うしおのおこうルリリマリル
おはなのおこうスボミーロゼリア
がんせきおこうウソハチウソッキー
きよめのおこうリーシャンチリーン
こううんのおこうピンプクラッキー
さざなみのおこうタマンタマンタイン
のんきのおこうソーナノソーナンス
まんぷくおこうゴンベカビゴン
 
タマゴの見つかりやすさ

タマゴには見つかりやすさが設定されている。

確率預けるポケモンの状態お爺さんのコメント
2匹のポケモンの種類が同じで親のIDが違う2匹の 仲は とっても よいようじゃ!
2匹のポケモンの種類が同じで親のIDが同じ2匹の 仲は まずまずの ようじゃ
2匹のポケモンの種類が違い、親のIDが違う
2匹のポケモンの種類が違い、親のIDが同じ2匹の 仲は それほど よくないがなあ
タマゴができる条件を満たしていない2匹は おたがいに 違う ポケモンたちと 遊んでおるがなあ……
 
同じロムで捕まえた産みたいポケモンとメタモン(2匹のポケモンの種類が違い、親のIDが同じ)だとタマゴが全然できません。
孵化用のメタモンを捕まえる場合はなるべく本ロム以外で捕獲したいです。効率が全然違ってきます。
まるいおまもりはなるべく早いうちに手に入れることを推奨します。

孵化について

・一定の歩数を歩くとタマゴは孵化する。
・歩数はポケモンの種族毎決まっている。(600族やラッキーは必要歩数が多く虫ポケモン等は少ない)
・♂と♀の比率はポケモンによって決まっている。(御三家やワンリキー系・ケーシィ系等は♂が多くラルトス系等は♀が多い)
特性「マグマのよろい」or特性「ほのおのからだ」を持つポケモン(ファイアロー等)を先頭にしておくと孵化に必要な歩数が半減

空を飛ぶを使える特性ほのおのからだのポケモンが便利です。XYではファイアローがオススメ

遺伝について

♀の特性が遺伝しやすい(BW2から)
「かわらずのいし」を持たせると性格が100%遺伝する(100%になったのはBW2から、BW~HGSSは50%、Pt以前は♀に持たせないと効果がなかった)
・夢特性(カイリューのマルチスケイル等)は♀が夢特性or夢特性♂×メタモンの組み合わせでのみ生まれる
・通常の状態では両親の個体値12か所のうち最大3か所が遺伝される
・パワー●●系のアイテムを持たせるとパワー●●に該当する部分の個体値が100%遺伝する
例:パワーアンクルを持たせたS個体値31の♂と性格臆病で変わらずの石を持たせた♀だと100%S個体値31で性格臆病の子が生まれる。
「あかいいと」をどちらかのポケモンに持たせると最大5か所まで個体値が遺伝する(XYから)

遺伝技

通常生まれてくるポケモンはレベル1の時点で覚える技を覚えているのですが例外がいくつかあります。
今作より遺伝技がハートのウロコで思いだせるようになりました。

A.生まれてくるポケモンがレベルアップで覚える技・・・両親が覚えている
B.生まれてくるポケモンが技マシンで覚える技・・・♂または性別不明が覚えている
C.生まれてくるポケモンがタマゴ技として覚えている技・・・両親どちらかが覚えている

Aは主に本来ならレベル50以降で覚える技をレベル1の状態で覚えさせるため行います。
プラチナ以前は通信対戦だとレベル51以上のポケモンは出れなかったので意識されていたんですが、
フラットルールが対戦の主流になった現在ではほとんど意識されていません。

Bは技マシンの節約として行われていました。
第四世代までは技マシンは消耗品だったのでこれも考慮されていたんですが、今はほとんど意識されないです。

Cが所謂遺伝という行為を指します。
生まれてくるポケモンにタマゴ技として設定されている技を両親どちらかが覚えていた場合生まれてくるポケモンはタマゴ技を覚えた状態で生まれます。
※BW2までは♂のみでした。

ドーブルはスケッチで全ての技を覚えるため1匹確保しておくと便利です。
ドーブルは陸上グループなので、陸上グループのポケモンは全ての遺伝がドーブルで済みます。